◆姫のたわ言◆
姫、危機一髪!!
前回のあらすじ……
ある春の日、朝食を食べていたら、ナント!ご飯粒が喉に詰まってしまい、呼吸困難と意識不明にまで陥ったという話。
さあ、慌てたのはヘルパーさん。自分だけじゃどうしようもないと判断し、119番に連絡。すると電話に出た救急隊員から心臓マッサージをするように指示があり、ヘルパーのSさん大奮闘!研修は受けたものの、一度もやったことのない心臓マッサージを必死で頑張ってくれたそう。
それから、119に電話する前、喉に詰まっていたご飯粒を指を突っ込んで掻き出してくれたんだって!それだけでも、スッゴいのにね !
心臓マッサージってさ、思いっ切り胸を押す訳だから痛くないはずがない。意識不明のはずなのに、「胸が痛い」と言ったらしい。Sさんが救急隊員さんに伝えたところ、「肋骨は折れても治る!命のほうが大切」と言われたそうな‼
そりゃそうだよな 「命あっての物種」とはよく言ったもんだ、本当にいったい救急車が到着するまで、どのくらいかかったのだろうか?気になって後で聞くと、約15分だったということだ。Sさんは、その間ずっと心臓マッサージをし続けてくれたんだと思うと、本当に「感謝感激雨あられ」なのだ!
ようやく救急車が到着。心臓マッサージはやっとSさんの手を離れ、救急車のお兄さんへとバトンタッチ。Sさんは、ヘルパーステーションの責任者に連絡。
ヘルパーのお仕事って、意外と大変なんだよね(>_<)
当の私は……というと、救急車の中で意識を取り戻したようで、一度目が覚めた。そして、「死なんかったんや」と自覚して、また落ちた(寝た)
K病院に搬送されていろいろ調べられたみたいだけど、これまた全く覚えてない。どこまでが意識不明で、どこからが昏睡なのか分からない(笑)
救急救命室での諸々が終わり廊下へ出ると、ヘルパー責任者のKさんや我が父上も来てくれていた。
いろんな人に心配と迷惑をかけてしまった、今回のこの事態。誠にすまぬ。特に、翌日腕が筋肉痛になったSさんには足を向けて寝られない。
今後このような事故が起こらないよう、今はご飯を柔らかくしておかずも一口大にして食している。ってことで、姫の生きるか死ぬかのお話はおしまい ! じゃ、また (^_^)/~
【 ポニョ姫 】