小倉南区若園地域で“WAKAZONO(わかぞの)タウンパレード”が実施されました!
WAKAZONOタウンパレード実行委員
北九州市立大学 兵頭 エマ
2022年4月24日(日)に小倉南区若園地域で「WAKAZONOタウンパレード」が実施されました。
イベントを主催したのは、「ともに暮らす街―わかぞのインクルーシブ・コミュニティ構想(Wakazono Inclusive Community Plan)」(通称:Winc構想)実行委員会です。
私たちの事業趣旨は「北九州市小倉南区若園地区に、障害のある人・ない人、子どもから高齢者までがともに暮らすインクルーシブ・コミュニティを核とした、新しい街づくり事業を展開する」ことです。(インクルーシブ・コミュニティとは、すべての人にとって住みやすい包摂的(ほうせつてき)な地域共同体を意味します。) (※)
今年が2回目となる、「WAKAZONOタウンパレード」は、JR城野駅前から若園4丁目公園までの約1キロの「みなみっこ通り」を音楽やリズムとともに、歌ったり踊ったりしながら550人の参加者がともに歩きました。
参加者は子どもから高齢者まで、ストレッチャーに乗ったお子さんや耳の不自由な方など、幅広い年代の多様な方が集まりました。
新型コロナウイルス感染症の影響でやむを得ず中止したフェスも今年から開催することができました。パレードのゴール地点の若園4丁目公園では「NPO法人わくわーく」さんをはじめとする、10ヶ所以上の作業所やお店に出店いただき、11組のアーティストたちによるステージ発表も開催しました。図書館ではアール・ブリュットの作品展示があり、北九州高校では魚部の生き物展示、若園市民センターの駐車場には地震体験車がやってきました。こちらの参加者はパレードよりも多い、850人となりました。
昨年からのリピーターも多く、今後もどんどん面白くなる予定です。毎年1回、4月の第4日曜日に開催される「WAKAZONOタウンパレード」に、みなさんもぜひお越しください!
※【包摂的】とは・・・
全体をまとめる、包み込むという意味で、つまり誰も排除されず、全員が社会に参画する機会を持つことを意味します。