ココクルTEDごっこをはじめてみました
~色んなひとたちの声を聴こう~
NPO法人わくわーく
小橋 祐子
わくわーくの拠点は皿倉山を麓から眺められる八幡東区平野にあります。建物の愛称を「ココクル平野」と名付け、障害福祉サービス事業所BOCCHIスペースとこどもから大人まで障害があってもなくても、外国人であってもどなたでも気軽に集えるコミュニティスペース(くるくる)が展開されています。
くるくるでは、毎週火曜日には竹炭ブレンド珈琲&カフェが開催されています。毎週土曜日にはみんなのてらこや、隔週土曜日は竹チェロ教室とこども(コミュニティ)食堂みんなごはん☆、たくさんある商品棚には市内障害福祉サービス事業所で作られたお菓子や雑貨や手づくりの得意な市民の皆さんの素敵な商品などが並んでいます。
何かやってみたいなと思う個人や団体の方々が、このスペースを利用して勉強会や講演会、コンサートなどを企画実施されることもあります。
さて、このスペース、この秋から「ココクルTEDごっこ」という企画が始まりました。きっかけはある日の竹炭ブレンド珈琲&カフェでのお喋りの中。
a.「ここには少しずつ色んな人が来て下さるようになっているね」
b.「それぞれの方は皆さんユニークで面白いことをしているね」
c.「知らなことがたくさんあってびっくり!参考になるよね」
a.b.c『いろいろな人のお話し聞いてみたいね‼』
b.「広める価値あるアイディア、TEDのようだね」
・・・そんなやり取りから、多世代、多様な人々がゆるやかに集うこの空間で、それぞれの持ち合わせる価値あるモノ・コト・アイディアを伝え合い、共有し、創造していくことを目的とした企画「TEDごっこ」をやってみようということになったのです。
2021年10月19日火曜日。竹炭ブレンド珈琲&カフェのランチタイムも終わり、楽しみにお越しくださった方々が集った14時からココクルTEDごっこがスタートしました。
栄えある第1回目は「ひとも動物も幸せになろう!動物から見たこれからの未来」というテーマ。話題提供は到津の森公園や長崎バイオパークなどの動物園で獣医師として20年以上の勤務後、現在はフリーランスとして独立しさすらいの獣医師としてメディアにも登場される素敵な先生、外平友佳理さんです。自ら動物代表として、「人を含めたあらゆる生物と地球の健康未来のために」という理念の基、精力的に活動されています。
たくさんの動物の写真とお話しの中から、いのちを守ること、動物とのふれあいや自然の中で過ごすことで他人を思いやり自分を大切にできることなどを教わりました。
また、到津動物園が到津の森公園として存続できたことは、長年継続されてきた林間学校の経験者が市民運動としての主力であった現実などを知ることができました。
今後も、JAZZシンガーであり僧侶である方のお話し、銀行に新入社した若いお嬢さんのお話し、SDGsの報告など、それぞれの持つ価値あるお話しを聞いていくことができそうです。
伝えたい、広めたい、一緒に考えたいなどの話題を提供できる方がいらっしゃいましたら、自薦、他薦を問いませんので是非お知らせください。もちろんお話しを聴くだけでもOKです!みんなで「ココクルTEDごっこ」を盛り上げていきましょう!
NPO法人わくわーく
〒 805-0062 八幡東区平野1丁目3番2号
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