編集後記
2年程前に書いた原稿(わたし的仕事論)から
〜ちょっと思い出して一部をここに〜
片づけが苦手。
山になった仕事アイテム(書類なんか)が時折崩れそうになる。
頑張って整理してみるが、早いうちにまた戻る。
しかし、これが宝のこともある。
バラバラのものがパーツのようになって、組み合わせをあれこれやると、こんなこと、あんなことを思いつく。
おすすめ本の情報があるといつか読みたいとメモをする。
…が、どこに書いたのか、そのうち先の山のなかから登場する。
聞きかじった言葉やチラッと見ていた活字はどこかの隅に残せる力はまだあるようで、何かの折に確かここにと頭の中を探す。
見つかったときはちょっとはまる。
音は結構好む。きれいな音からノイズのような音もOKだったりする。
水のポタポタおちる音や近頃あまり聞けない「しーん」とする音。
この「しーん」という音は無音のときにスタンバイ中の細胞の音で、まるで踊るかのように動くことから『ダンス細胞』とも呼ばれるとのこと。
音が入ってきたときにすぐに動けるようにいつも少し動いていて、そうやって準備をしているらしい。
「しーん」とした音が聞けた時、自分の中でそんなことができている。
さて、仕事。あまり計画的ではないがちゃんと考えている。(つもり)
ピンときたものは割といい。勘は大事にしたい。
もちろん外れることもある。やられたと笑う。
ずーと持ち合わせている思いは、ある時ふっとタイミングが訪れる。
そのタイミングに気づくか気づかないかで一歩が変わる。
ダンス細胞のようにそのタイミングが入ってきたときにすぐに動けるようにいつも少し動いて、そうやって準備をしておこう。
日々面白く楽しい。これ私の場合。
(こ)