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 北九州市障害福祉情報センター > ひこうせん未来 > 91号 (最新号) > 

アップサイクル 〜「サスティナブル(持続可能)」な社会をつくろう〜

情報誌「ひこうせん未来」

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アップサイクル 〜「サスティナブル(持続可能)」な社会をつくろう〜

NPO法人わくわーく
   小橋 祐子

 みなさんは、「アップサイクル」という取り組みをご存知でしょうか?

これは、廃棄物や不要になったものをゴミとして捨てるのではなく、新しい価値を付加して需要を生み出す循環システムのことです。
 廃棄物や不要になったものに手を加えて、そのモノの価値を高めることをいいます。
 例えば着なくなった服の生地を使った手提げ袋を作ったり。工夫する楽しさと、新しいモノとの出会いが生まれます。
 3Rといわれるリサイクル、リユース、リデュースとどう違うの?と思われる方もいらっしゃると思います。
 まず、リサイクルは「再生利用」。牛乳パックをトイレットペーパーにしたり、ペットボトルから繊維をつくり衣類にするようなことです。アップサイクルに近いですが、廃棄物をいったん資源の状態までもどしてから再生するところに大きな違いがあります。また、この再生のための資源化にはかなりのコストがかかります。

 次にリユース。「再生利用」を意味します。不要になったものを次の利用で繰り返し利用することです。生協などでは、ビンなどをリユースしていますね。モノを大切にする取り組みはアップサイクルと同様ですが、手を加えないところが違いとなります。

 そして、リデュース。マイバックを使用したり、詰め替え用を購入したりと、はじめからゴミをださないように配慮する取組みのことをいいます。

 さて、北九州市内に数多くある障害福祉サービス事業所での就労も、実は様々にアップサイクルの取組みがなされています。いくつかご紹介してみましょう。
 例えばお菓子づくり。おからを使ったり、酒粕を使ったり。また、地ビールを作った後のホップの搾り粕を使ったり。そうして、美味しく、からだに優しいお菓子が生まれています。

 車のシートベルトを使ったバックをつくる事業所さんもありますよ。大切に乗っていた車を廃車するときに、思い出の車の一部を手元に残すことができますね。

 多くの障害福祉サービス事業所は、企業の下請けの仕事を手掛けています。ここでも作業中に廃材がでてきます。捨てればゴミとなる廃材を使って可愛らしい小物などを作っている施設もあります。
 さらに、地域と協働したアップサイクルの取組みをご紹介します。


①紙の循環から始める地域共創プロジェクト 愛称:KAMIKURU  https://kamikuru.jp/

 地域で発生した古紙を地域でアップサイクルし、紙資源を地域で循環させるプロジェクトです。産学官民が繋がりを持って取組んでいます。

 

②リニューアルピアノプロジェクト
 弾かなくなったピアノをプロの調律師さんの指導を受けて、福祉サービス事業所の利用者が丁寧に磨いていきます。その後調律師さんが調律し、新しく生まれ変わっていきます。生まれ変わったピアノは、次の持ち主さんに継がれていきます。

 

③着物アロハシャツ  https://fareastfabric.com/
 捨てられる運命にある着物を一着、一着、糸をほどき、元の生地に戻して甦らせ、シャツやバックに仕立てています。障害福祉サービス事業所の利用者は、着物をほどく、着物を洗うなど、アップサイクルされる前の工程を担います。

 

 さて、いかがでしょうか。他にもランドセルを事業所の利用者が革職人の指導を受けて磨き、次に繋ぐランドシェア。そして前々回の89号でご紹介した『たのしい輪☆ぷろじぇくと ~ Bamboo boon~ 』も、竹害防止のために伐採された廃材を利用し、インストラクターの認定を受けた障害福祉サービス事業所利用者が中心となって竹チェロ、竹ヴァイオリン、竹ギターなどの本物の弦楽器や打楽器などにアップサイクルする取組みです。

 障害福祉サービス事業所で働く人が携わる様々な仕事には、世界でこれから注目されている「サスティナブルな社会」にむけての取組みが大いに盛り込まれているのです。

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