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 北九州市障害福祉情報センター > ひこうせん未来 > 90号 > 

リモート見学会を終えて

情報誌「ひこうせん未来」

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リモート見学会を終えて

北九州市障害者社会参加推進センター
岩崎 桃果

 

 新型コロナウイルスの感染拡大により、福岡県でも2回目となる緊急事態宣言が発令され、当センターでも講師を直接会場にお呼びする従来の方法でセミナーや講演会を行うことが難しくなりました。
 そこで今回は、リモート工場見学を行っている「川村義肢株式会社」にお願いして、オンラインによる工場見学と講演会を令和3年2月4日(木)に開催しました。 
 
工場見学
 一般の義肢装具だけでなく、陸上用の義足やチェアスキーの装具など普段なかなか見ることができない装具も紹介していただきました。また、今回は時間の関係で見ることが出来ませんでしたが、通常は、石膏を流し込んで義足を作る様子も見ることが出来ます。
 事前に撮影された映像が流れるのではなく、照明・カメラ・解説、それぞれ担当の方がいて、リアルタイムで工場内の様子を移動しながら解説してくれました。映像もとても見やす

く、また事前に視覚障害のある方が参加する事を伝えたら、視覚情報もきちんと補足しながら解説してくれました。

 

講演会
 福祉用具専門相談員の岡田さんに「不自由を自由に変える製品」と「合理的配慮」をテーマにご講演いただきました。
 製品のお話では、WHILL(ウィル)という次世代型電動車椅子の紹介がありました。この車椅子は、なんと自動運転能力や回避能力が備わっているだけでなく、Bluetoothに接続するとスマートフォンからでも操作することができるのです。そのため、車のトランクに載せたい時や、車椅子から降り、部屋の隅に移動させたい時も一人で出来るということです。(※この操作には専用のアプリのインストールが必要になります)

 合理的配慮のお話では、以前朝日新聞に掲載された『「しょうがい」の正体知ってね』という記事の紹介がありました。障害は社会が作り出しているものということを障害児に関わる医師が小学生に分かりやすく説明しています。ここでは詳しく紹介はしませんが、「障害」の見方について考えさせられるとてもいい内容ですので、ぜひ調べてみてください。

 

終わりに
 当センターでは初となる、ZOOMを使用したリモートでの取り組みということもあり、当初は不安な点もありましたが、開始前にマイクやスピーカーのテストを行ったので、途中で音が乱れることなくスムーズに進みました。
 今までは、講師の方を直接お呼びするという方法をとっていたため、費用の関係でどうしても遠方の方に講演を依頼するということがなかなか出来ませんでしたが、今回の講演会の経験を活かし、今後はリモートで今までにない様々な取り組みを行っていこうと思います。

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