編集後記
平成28年4月に施行された「障害者差別解消法」、これで少し景色が変わるかなと思いました。しかし、障害当事者、関係者の中での広がり、反応は、私が期待していたものとは違っていました。この法律による「変化」を感じることが少なかったように思います。
「障害者差別解消法」の趣旨を踏まえて、各地で条例作りが取り組まれており、北九州市でも平成30年4月条例施行を目指しています。
「障害者差別解消法」においても同様ですが、「法律」「条例」とそれを実施する「仕組み」の両輪があって、「変化」を生み出すことができます。
この「仕組み」こそが、「変化」を生み出す「肝」ではないでしょうか。
「法律」「条例」を上手に使って「変化」を生み出す「仕組み」、「変化」を地域、住民で感じ、共有していく「仕組み」、こんな仕組み作りを地道に、着実にやっていきたいですね。
(あ)