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 北九州市障害福祉情報センター > ひこうせん未来 > 78号 > 

北九州モノレールの障害者対応について取材に行ってきました!

情報誌

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◆北九州モノレールの障害者対応について取材に行ってきました!

▶変更後の(左)前(右)の乗車券
▶変更後の(左)前(右)の乗車券
▶改札機横の扉
▶改札機横の扉
▶段差解消スロープ
▶段差解消スロープ

 平成27年10月の、乗車券IC化に伴い、乗車券の購入の仕方や改札機の使い方が変わりました。変更により、障害のある方にとっていくつか問題点も出てきましたが、1年と半年が経とうとしている現在までで、どのような対応がされているのか、平和通駅の駅長さんにお話を聞かせていただきました。

 北九州モノレールは、昭和60年1月の開業以来、北九州市の主要な交通網として多くの方が利用しており、平成24年3月には乗客数3億人を超えるなど、多くの方に親しまれている乗り物です。小倉駅から企救丘までの13駅を片道8.8㎞、19分で結んでいます。高い視点と大きな窓から、北九州市の街並みを眺めることもできます。

 そんな北九州市のシンボル的ともいえるモノレールですが、冒頭にもあったように、平成27年の10月に乗車券がIC化されました。以前の磁気の乗車券から新しくQRコードが印刷されたものに変わりました。乗車券の大きさ自体は以前と変わりなく、表面にQRコードと行き先などが印刷されており、裏面は何も書かれておらず真っ白です。それを改札機の読み取り装置にかざすのですが、読み取る部分が少し小さいので、すこしコツが必要です。そして表側の印刷面をかざさなくてはならないので、手首を返さなくてはならず、障害のある方には難しい場合もあります。それなら、「裏面にもQRコードを印刷すればいいのでは?」と聞いてみたのですが、「そうすると、印刷に表と裏の倍の時間がかかってしまいます。また券売機の構造を変えなくてはならず、多額の資金が必要となるので難しいです」とのことでした。

 そこで現時点の最善の策として、IC化から1年が経った平成28年の10月、乗車券のサイズを約3倍の大きなサイズに変更する措置がとられました。また、印刷可能面積が増えたことを利用して、新たに乗車券の使い方の標記も追加し、IC乗車券を初めて利用する方にも分かりやすいような工夫も施されました。実際にサイズが変わる前のものと変わった後のものを手に取らせていただいたのですが、サイズが大きくなったことで指で持てる面積が増え、安定して手首を返すことができるようになった感じがしました。

 しかし、視覚障害のある方にはまだ使いづらいようです。まず、裏と表が判別しづらいという事。手触りで識別が出来ればいいのですが、とくに裏と表で明確な手触りの違いはありません。端に切り込みを入れてもらえば分かると視覚に障害のある方に意見交換会の時に教えてもらったそうですが、現在一枚の長い紙を必要な長さに切る構造になっているので、切り込みを入れるには、券売機の構造を変えなくてはならず、やはり難しいそうです。対応として、視覚障害者のお客さまには必ず声かけを行い必要があれば、乗車、降車、出場までお手伝いをするようになっています。

 乗車券も変わりましたが、障害者割引券の購入方法も変わりました。以前は割引の乗車券を買って、改札口で障害者手帳を見せる方法でしたが、現在は、割引ボタンを押し、券売機横にある扉(以前は小窓だったが、身を乗り出して説明が出来るように改善された)が開き、そこで駅員に手帳を見せて購入するという方法に変わりました。この理由は、他のお客さまの前で手帳を提示しなくてよくなりプライバシーが守られる事及び手帳を偽造するなどの不正利用があり、正しく使っている方までを疑わなくてはならなかったからだそうです。新しい方式になってからは不正がぐんと少なくなったそうです。割引購入方法が変わった当初は、利用者も買い方が分からなかったり、駅員の方も早く対応しようと扉をいきなり開けて利用者の方に驚かれたりと、お互いに戸惑ったそうですが、現在は、駆け付けるまでは少しでも早く、扉を開ける時は丁寧にという動作が身についてきたそうで、利用者の方も早くから手帳を開いて待つなど、お互いに新しい方法が浸透してきたようです。

 車両やホームも改善がされていて、全車両に車いすのスペースが設置されている他、車両とホームの間に、現在上り下り両線とも、2か所ずつスロープが設置されています。これにより、車いすの方も楽に乗り降りができるようになりました。このスロープの設置以降、乗り降りの介助を頼まれる方はほとんどいなくなったそうです。スロープは現在は2か所だけですが、今後随時増やす予定です。また、ホームからの不慮の転落があった際の衝撃を軽減するためにホームの下にはマットが敷いてあります。エレベーターやオストメイト対応の多目的トイレも全駅に完備されています。

 以前は対応が悪いと言う声もあった接遇にも力を入れているそうで、障害がある人もない人も気持ちよく使えるように努力されているそうです。

 現在は新たに、トイレの入口の表示が分かりづらいという問題を解決するために、分かりやすくするデザインラッピングを守恒駅からしていくそうです。

 開通から32年の月日が経つ今も、多くの人に愛され続けている北九州モノレールは、いろいろな工夫がされていることが分かりました。(t.s)

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