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 北九州市障害福祉情報センター > ひこうせん未来 > 77号 > 

ようやく要望が実りました

情報誌

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◆みんなにとって安全な街づくりとは? ~視覚障害者の視点から~

 ようやく要望が実りました

NPO法人あいず 高 清秀

 

 ハイブリッド車など、電気モーターで走る時に極端に音の静かな車への、車両接近通報装置搭載が義務付けられることになりました。歩行者が車の存在に気づきにくく危険という声が高まったのが保安基準改正の理由です。

 私の所属する「あいず」では、2007年にトヨタ自動車九州で体験会を行い、政令指定都市身体障害者福祉団体連絡協議会の大会や、日本盲人会連合の代表者会議で、車両接近通報装置の必要性を訴えてきました。

 2010年に国がガイドラインを作り、低速のモーター走行時に擬音を出す装置について規定しましたが、国産のハイブリッド車などに付けられているものは、低音が足りず、高齢者などが聞き取りにくいものがほとんどです。また、運転者が操作して音を出さないようにできることも問題でした。

 今回改正された保安基準により、新型車は平成30年3月8日以降から、継続生産車は平成32年10月8日以降から、国連の静音性車両に係る協定規則に準じた車両接近通報装置装着が義務付けられます。また、操作により音を出さないようにする機能は禁止されます。この協定規則では、今普及している装置よりも低音が強調されるので、高齢の方にも聞き取りやすくなると言われています。

 残念なのは、今走っている車にはこの基準が適応されない点です。

 視覚障害者の立場から言えば、音を出すタイミングを、車が動き出すと同時ではなく、シフトをドライブやバックに入れた時点で音が出るようにして欲しいところでした。ブレーキを離せばすぐに動き出せる状態から音が出ていると、そこに動き出そうとしている車があることを耳で感じることができるからです。アイドリングストップ車にもあると嬉しい機能です。

 自動車評論家の一部の方などは、「せっかく静かな車をわざわざうるさくするのは時代に逆行している。音が静かな車でも接近に気づくことができる静かな街づくりを目指すべき。」とコメントする人も居るようですが、現状ではかなり無理があると思います。

 音響式信号機の稼働時間にしても、トラックなどのバックの際の警報音にしてもしかり。危ないと感じる人、音を必要としている人の立場を最優先に考える社会であって欲しいと感じます。

 

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