◆セルフヘルプ情報・北九州
◇ 活動報告 ◇
先日、セルフヘルプ・グループについての理解を広める活動の一環として、西南女学院大学の福祉学科の授業の中で「セルフヘルプ図書館」を実施し、社会福祉士を目指す学生さんたちに、「本」となったグループ・メンバーの話を聞いてもらいました。
本になって下さったのは、おとなりさんネットワーク『えん』、非行と向き合う親たちの会『ははこぐさの会』、摂食障害の子どもをもつ親たちの会『きみいろの会』、『脳卒中患者と家族の会』のメンバーの方々でした。
グループの中で体験され「みんなが自分の話をし、批判されることもなく聞いてもらえることで、それまで自分が問題にどう向き合ってきたのかがだんだん整理されていった」などの思いを語ってくださいました。
自分たちが経験したことのない世界に触れ、学生さんたちは、話を聞くというコミュニケーションの基本について改めて学んでおられたようです。
セルフヘルプ情報・北九州では機会があれば、このような「セルフヘルプ図書館」の場を積極的に企画開催する予定です。学生さんや市民の学習会など開催希望があれば、お気軽にご連絡下さい。